ペンタブvsゲーミングマウス

FPSをペンタブでプレイしてみよう

通常、FPSゲームをプレイする場合に「ペンタブレット(ペンタブ)」は不向きとされている。理由は、以前の記事で説明したペンタブのシステム「絶対座標」の為だ。「絶対座標」についての説明はその記事を参照してほしい。ペンタブを使ってのプレイで似たような感覚を知りたい場合、スマートフォンのFPSゲームが参考になるだろう。

しかし、これは正しくもあるが間違いでもある。確かに「絶対座標」の上でFPSゲームを操作しようものなら著しく操作性を低下させる事とは思うが、しかしペンタブにはその他の機能として「マウスモード(相対座標)」に切り替える事が可能なのだ。つまり、ペンタブの形状そのままに操作法をマウスと同様にする事が出来る。

この機能を有効にする事で得られるメリットとしては、指先による精密な操作や、高速の切り返しおよび反復運動などが挙げられる。これらは、まず間違いなくマウスでは実現不可能だろう。

ただ、そんなペンタブにも欠点が無いワケでもない。まず際立って問題となるのが「ボタン」の設定だ。マウスの場合ならば左右クリックボタンやスクロールホールなどがそれぞれ配置と割り振りがされているが、ペンタブの場合はそれを全て自身で設定し直す必要がある。ついでに「Lift-off Distance(LoD)」や「感度」の調整も行った方が良いのだが、これは個人の感覚によりけりだ。

ペンタブでFPSゲームをする際は、上記の問題点をいかに解決するかが重要となる。解決出来なければ、恐らく満足の行くプレイは出来ないと思っておいてほしい。この記事を執筆中に分かった事があるのだが、マウスともペンタブとも違う「ボールペン型マウス」も存在するそうだ。しかし、こちらについてはまだ情報を得ていないので語るのはまた機会のある時にしようと思う。

このような記事に関心を持つ方がいるかどうかは定かではないが、気になった方はペンタブおよびボールペン型マウスの両製品をチェックしてみよう。

RazerSynapseを用いたマクロ設定の一例

やはりペンタブよりもマウスのほうが便利だな、と思う人が大半だろう。便利である理由の一つにマクロの存在がある。〝Razer〟などのゲーミングデバイスメーカーから発売されるマウスやキーボードでは、付属のソフトを使って「マクロ」を特定のボタンに登録する事が出来る・・・というのはもはや周知の事と思われる。このマクロ機能を実際に使う場合の例を筆者環境の下で説明しよう。

今回使うソフトは「Razer Synapse 1.18」。こちらは同社から発売されるゲーミングデバイスに付属するソフトだ。RazerのデバイスはG-TuneのゲーミングPCと一緒に購入することができる。Amazonでも非常に評価の高いゲーミングデバイスメーカーだ。次にマクロを組む前に実行するゲームタイトルも決めておく。今回は、株式会社ネクソンが運営するオンラインFPS「SUDDEN ATTACK(サドンアタック)」でやってみよう。

さて、どの操作をマクロで組むのかだが、せっかくのFPSゲームという事なので「クイックショット」を今回は登録してみようと思う。それと撃った直後に自動でナイフに持ち替えるようにも設定してみる。では早速、Razer Synapseを起動し「マクロ」タブを開いてみよう。記録方法など細かい手順は特に難しい点も無いので省略。また記録時の間隔も特に指定は無いものとする。これは、記録後に編集で結局は変更してしまうからだ。

記録後の状態が以下となる。「右ボタンを押し下げ[0.001]左ボタンを押し下げ[0.037]3押し下げ…以降全キー離す。」括弧内の数値はディレイの時間を表している。

筆者の環境下では以上のディレイより短い時間を指定すると、操作が速すぎる為か発射する前に武器が勝手に変更されてしまった。よってこれがギリギリの数値となる。もしかすると、環境次第では更に短く出来るかも知れないのでこの限りではない。

以上を基に、自分なりの設定を見つけてみてほしい。